【共感求む】マイケルジャクソンのファンはツラいよ?マイケルジャクソンファンあるある8選!

マイケル・ジャクソン
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私は小学1年生のときにマイケル・ジャクソンに出会い、それ以来20年以上、熱狂的とは言えないかもしれませんが、大学でマイケルを題材に論文を書いてしまう程度には熱心にファンを続けてきました。

長いファン歴の中で、マイケル・ジャクソンは誹謗中傷から児童性的虐待疑惑、裁判、2009年のマイケルの死、映画「This Is It」のヒットと再評価の波など、たくさんの出来事がありました。

今回は、20年以上のマイケルファンとして個人的に経験してきたことをまとめてみました。

きっと、全国のマイケルファンも同じなのではないかと…

言ってしまえば、マイケルに限らず、誰でもミュージシャンのファンの方は、大なり小なり同じような経験をされていて、共感していただけるのではないかと思います!

特に誰のファンでない方も「へえ、こんなことあるんか。ファンてのも大儀やなあ」などと見ていただけると幸いです!

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マイケル・ジャクソンのファンであることを言えなかった時期がある

これは私だけかもしれませんが、マイケル・ジャクソンのファンであることを家族と親友以外には言えない時期がありました。

それは、性的虐待疑惑の真っ只中のときです。

私は1993年生まれなのですが、その頃ちょうど1度目の性的虐待疑惑で告発された年であり、警察もメディアも「有罪」と決めつけて煽動していたため、彼が有罪である証拠は一つもないにも関わらず、世界中の人がマイケルを「有罪だ」と思っていました(ほぼいじめです)。

また、2003年2月にはドキュメンタリー番組「マイケル・ジャクソンの真実 ~緊急独占放送 密着240日~」が放送され、マイケルがあたかも小児愛者の変人であるかのように編集された悪意のある映像に、みんなが「やっぱマイケルは変人だ」と信じるようになってしまいます

そして同年6月、この番組に出演する少年家族がマイケルを性的虐待で訴え、2回目の裁判が始まります。

いぬ
いぬ

この裁判の行方は連日報道され、日本でも大きく取り上げられたよね

そのときに、マスコミはマイケルが有罪であるかのような偏向報道をしたので、当時は日本中の人がマイケルは性犯罪者だ!と思っていました

いまだとこのような個人の人権を損なうような虚偽の報道を大々的にすることは考えられませんが、当時はメディア・リテラシーも進んでいなかったので、堂々と誤った情報が報道されていたのです。

いぬ
いぬ

マイケルが大バッシングを受けている中、マイケルを「好きだ」と言うことは性犯罪者を擁護しているようになってしまい、とても言えない雰囲気があったよ

私は当時10歳前後でありながら、自分の目と耳で、マイケルが自分で書いた本や詩集、曲、インタビュー、手に届く限りの情報から「マイケルが子供を傷つけることは、太陽が登るのと同じくらい明白にありえない」とわかっていました。

でも、それを私ひとりで言っていたところで、テレビの報道は連日行われ、世論は形成されていきます。

「でも、メディアの言っていることは嘘だよ。マイケルにはお金目当てで色んな人がたくさん裁判起こしていて、その被害の一つに過ぎないよ」と家で家族だけには説明しながら、学校ではその話題になると聞き流すことしかできませんでした。

今では私は「メディアがおかしい!」などと人目を気にせず言えますが、当時小学生だったこともあり、一度近所に住むお母さんに「マイケルが好きで…」という話をすると「え…あの…へぇ…」と「あの性犯罪者が好きなの?」みたいな目で見られたので傷ついた覚えがあります。

もどかしさと悔しさと悲しさと色んな感情を抱えながら、隠れキリシタンのようにマイケルを思っていた時期というのが、マイケルファンにはあったのではないかな、と思います。

いぬ
いぬ

こんなにも明らかに非がない人に冤罪をかけ、国が手荒な捜査をし、メディアが有罪と決めつけるなんて、人権侵害も甚だしいよね

なんて今でもついムカッとしてしまいますが、これは無罪が確定した後もマイケルのキャリアや人生にずっと消えないイメージを塗りたくることになってしまいました。

マイケルを信じられなかったことは一度もありませんが、マイケルファンであると言えないことがとてもつらい、という経験はファンならあるのではないかと思います。

ねこ
ねこ

裁判の詳細についてはこちらの記事にまとめています

マイケル・ジャクソンの曲をカラオケで歌えない

マイケルファンとして言いたいのは「マイケルの曲はカラオケで歌いづらいんじゃ!」ということです。

いぬ
いぬ

それはあなたの歌唱力の問題じゃないかな…(汗)

なぜマイケルの曲は歌いにくいかというと、マイケルはアドリブで「フォーーー!」とか「っくっ」「宿直」などといった、いろいろなボイパ的音を入れているからです。

それを再現するのは大変に困難で、できたとしても微妙なかっこ悪い出来なってしまうのです。

あの音たちは「よし、これから「ぽーーっ」て言うぞ☆」といってやるものではなく、歌を歌う中で感じた、その場のエネルギーやインスピレーションが「ぽーー」になって出てきてしまったものであるからかっこいいし馴染んでいるのであって、予定調和でやってもうまくいかないんです。

いぬ
いぬ

そして何より、恥ずかしがり屋だと、カラオケで「ぽーー!」とかいうのは無理(汗)ってなるよね

じゃあそこを飛ばせばいいかというとそうではなく、マイケルの歌にはボイパが入り込んでいるので、そこを歌わないと違う曲のようになってしまうのです。

じゃあ、ジャクソン5の曲にすればいいかと思われる人もいるかと思いますが、リトル・マイケルはリトル・マイケルで「ベイベーーー!!うーーー!」みたいにシャウトすることが多く、それもなんか気まずい。

というわけで、生粋のマイケルファンで、なんならさっきまで「Smooth Criminal」聴いてたりしていても、カラオケでは星野源なんかを歌ってしまうのでした。

これは私だけかな…いや、あるあるだと思うんだけどなあ。。

マイケル・ジャクソンの写真を見て、いつ頃撮られたものかがわかる

マイケルはキャリアが長いのもあり、年代ごとに見た目が結構ちがいます。

11歳のデビュー当時からどんどん成長し、スリラーの時期やバッド、デンジャラスなど時代ごとに特徴的な髪型や見た目をしているため、写真によって「あ、これはきっとデンジャラスの頃かな」「これはオフ・ザ・ウォールの頃だ」「これはベンの頃だ」となんとなく時代を特定できるのです。

いぬ
いぬ

写真だけじゃなくて、歌声でもわかったりするよね

特に10代の頃は、1年毎にどんどん成長するので、声を聴いただけでもわかったりします。

思春期の声変わりの時期の『Music and Me』のアルバムなんて、曲ごとに声が違ったりする。

ただこの能力が何かに活かせるかというと、そのようなことはございません。

マイケルの死後、急に世間が優しくなったことに複雑な気持ちになる

「マイケルファンであることを言えなかった時期がある」でも書いたように、マイケルの評判は生前地まで落ちたことがありました。

無罪にも関わらずマイケル=犯罪者のイメージはずっと残り、友達に「マイケルが好きで…」と言うと「ああ、でもあの人犯罪者でしょ?」などと言われる始末。

そんな虚偽の報道をしてさんざんバッシングをしておいて、マイケルの死後にはメディアがこぞってマイケルの栄光を讃え始めます。

映画「This Is It」も大きかったでしょう。

マイケルの本業であるパフォーマンスする映像から、本来の姿や人間性というものが垣間見られ、「ああ、マイケルっていい人やん。普通の人やったんや」と観客が自分の目で見て確かめられたというのが大きいでしょう。

マイケルがいかにメディアに加工され、歪められ、虚偽の姿ばかり宣伝されていたかが明らかになったのです。

それから、マイケルってすげえみたいになり、マイケルの最盛期の1980年代に生まれていなかった若い世代(わたしもなんだけど笑)がマイケルを聴き始め、同世代も聴き始め、テレビでもマイケル特集が組まれ…と再ブームがやってきました。

ファンとしてはこうやって、またマイケルの音楽が偏見なくたくさんの人に聴かれるようになったのは嬉しいのですが、ついこの間までバッシングしていたメディアがこぞって「マイケルさんは素晴らしいミュージシャンで、わたしもバッドツアーに行ったときに…」なんて話しているのを見るとモヤモヤとした気持ちになりました。

テレビの前で「はあ? この間のはどうしたんだよ? てかマイケルさんって誰のこと言ってるねん? マイケルさんなんてこの世にたくさんいるんだよおおおお!」なんてイチャモンつけてみたりして。

私はこんなこともあり、メディアというものを一切信用していません。

自分の目で、自分の手で見て触った、本人からの情報しか信用しない。

視聴率やお金やセンセーショナルな見出しのために、メディアが正しさを二の次にするのを目の当たりにしてきたからです。

きっと、多くのマイケルファンもそうなのではないかと思います。

いぬ
いぬ

でもきっと、天国のマイケルはそんなメディアも許しているよね

若いアーティストにマイケルの影を見つけて親のような気持ちになる

マイケル・ジャクソンは時代を作ったアーティストでもあるので、後世にたくさんの影響を残しています。

挙げればキリはないですが、ジャスティン・ティンバーレイクやブルーノマーズ、クリス・ブラウン、ビヨンセ、The Weeknd、最近ではBTSなど、他にも多くのアーティストがマイケルに影響を受けたと語っています

新しいアーティストや他のアーティストに「マイケル味」やマイケルへのオマージュを感じられると「おやまあ、ここにもおったかね」なんて親みたいな気持ちになります。

それはとてもうれしく、ほっこりした気持ちです。

親でもないのに謎ですが、私以外にもこのような気持ちになる人も多いのではないでしょうか。。。

逆に、マイケルが影響を受けた人についてはこちらの記事にまとめてありますのでご覧ください!

ムーンウォークを練習したことがある

これは、マイケルファン以外にもいえるかもしれませんが、一度はムーンウォークを練習したことがあるかと思います(断言)

マイケルと言えば、床の上を滑らかに移動する不思議なステップ「ムーンウォーク」ですよね。

これをライブ映像なんかで何度も見ていると、ある日YouTubeで「ムーンウォーク やり方」なんて検索して、靴下を履いて練習してしまう日がきます。

いぬ
いぬ

これはなんなんだろうね

ねこ
ねこ

憧れの人に少しでも近づきたい願望なのかな

ただ、マイケルのファンだと公言すると十中八九「え、じゃあムーンウォークできるの?」と聞かれるので、練習していて損はないのですが。

それから、「Smooth Criminal」のMVで披露される身体をまっすぐに伸ばしたまま床すれすれまで倒れて戻ってくる「アンチ・グラヴィティ」のダンスも練習します。

そして、このダンスは種も仕掛けもあるダンスなので、仕掛けなしにはできないので断念します。(ちなみにこの仕掛はマイケルが特許を取っています。)

アンチ・グラヴィティを諦めるところまでセットで、マイケルファンはやったことがあるのではないでしょうか。

「マイケル・ジャクソンの一番好きな曲はなに?」が一番困る

これはマイケルファンでなくて、世の中のミュージシャン・ファンあるあるだと思うのですが、誰かに「マイケルの中で一番好きな曲は?」と聞かれるととても困ります。

「決められないわ♡全部好き♡」というわけではなくて、本当にわからないのです。

前までBillie Jeanだったけど、最近You Rock My Worldが超きてて、でもWill You Be Thereは名曲だし、Rock With Youは殿堂入りしてるし、いやー、Destinyは癒やされるんだよなあ、あでも、Stranger In Moscowも最高だしなあ…え、待ってマイケル・ジャクソンってジャクソン5時代も入れる?そしたら話変わってくるでえ…

みたいな会話が頭の中でなされます。

最終的に「相手はおすすめの曲を教えてほしいのだ」に脳内で変換し、自分が好きな曲というよりは「誰が聴いてもキャッチーで大衆受けしそうで、初めて聴くのによさそうな曲」を教えることになります。

ただ純粋に「一番好きな曲は?」って聴いてくれているだけだろうに、そんなこと聴かれると「マイケル大使」としての肩書を勝手に背負って深く考えすぎてしまうのです。

でも、そんなこと考えるのも好きだったり☆

結論:困ったら「Billie Jean」「Smooth Criminal」あたりをおすすめしておくべし。

ウィスキー評論家の「マイケル・ジャクソン」が検索にヒットして困る

これは、ずっと前からシェアしたかった〜!

誰にも共感されたことがありませんが、マイケル・ジャクソンには、同姓同名のイギリス人のウィスキー評論家の方がいます。

図書館やアマゾンでマイケルに関する本を片っ端から検索すると、愛しのマイケルに紛れて現れるのがこのお方。

「君じゃないんだよーーー」と思いながら、スクロールするのが結構面倒で…(失礼)。

きっと、ウィスキー専門家のマイケル・ジャクソンさんのほうが迷惑被っているんだろうけど。

私は小学校の頃、図書館で片っ端からマイケルの本を書庫から出してもらって借りていた時期があったのですが、1人10冊までと決まっていて、家に持って帰ってその中にウィスキーの本が紛れていたときの虚しさといったらありませんでした。

でも、検索でフィルターをかけるのも難しい…

なので、ウィスキーっぽいタイトルの本は秒でスルーするという技術が身につきました。

誤解してほしくないのですが、ウィスキーは好きです(どうでもいいわ)。

いぬ
いぬ

「マイケル」という名前も「ジャクソン」という名字もとても一般的な名前みたいだよ

ねこ
ねこ

日本でいうと「佐藤太郎」みたいなね

マイケルの2つ上の兄のジャーメインが本の中で「両親が兄たちをシグムンド、タラトリーノ、ジャーメインなんて凝ったエキゾチックな名前をつけたのに、なんで急にマイケルになったのか永遠の謎だ」みたいなことを言ってました笑

命名に疲れたのかな?

ちょっとそれましたが、マイケル・ジャクソンはウィスキーの評論家であったという話です(雑すぎる)。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

マイケル・ジャクソンのファンあるあるを8つにまとめました。

8つは以下のとおりです。

マイケル・ジャクソンのファンあるある
  • 1 マイケルファンであることを言えなかった時期がある
  • 2 マイケルの曲をカラオケで歌えない
  • 3 マイケルの写真を見て、いつ頃撮られたものかがわかる
  • 4 マイケルの死後、急に世間が優しくなったことに複雑な気持ちになる
  • 5 若いアーティストにマイケルの影を見つけて親のような気持ちになる
  • 6 ムーンウォークを練習したことがある
  • 7 「マイケルの一番好きな曲はなに?」が一番困る
  • 8 ウィスキー評論家の「マイケル・ジャクソン」が検索にヒットして困る

ファンの方なら、きっと、一つくらいは共感してくださるものがあるのではないかと思います。

私はマイケル・ジャクソンのファンが年齢的にも周りにあまりいないので、なかなかこういう胸の中にある思いを共有できず悶々としていました。

今回シェアできてスッキリと晴れ晴れした気持ちです(?)!

「こんなんなんか〜ふえ〜」と気楽に読んでいただけたのなら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

コメント

  1. mikiko より:

    7年前にマイケルジャクソンブームが来て、2022年、8月今またマイケル熱に犯されている者です
    おぽちゃんさんのブログを昨日見つけ、文章が楽しくて共感しまくって、ニヤニヤしながら読んでます

    見れば見る程、知れば知るほど深みにハマる彼の魅力、これからも発信して下さ〜い
    有り難うございます

    • おぽちゃん より:

      こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます!
      嬉しいお言葉…TT

      同志の方に読んでいただけて、また楽しんでいただけて、とても嬉しいです♡

      励みになります!!

      暑い日々が続いておりますが、お体に気をつけて、マイケルを聴きながら乗り切りましょう!

  2. Reina より:

    初めまして!一年前マイケルのファンになった高校生です。ファンとしては新参者ですが、おぽちゃんさんのブログに共感の嵐しかないです…💦マジで何の曲が好きなの?と聞かれたときの責任重大感凄いです笑
    私はとりあえずマンインザミラー勧めときました…(^-^)
    周りに誰もマイケルファンがいないので、日々つらいです…家族も色々とマイケルのこと誤解していて、根気強く説得してるんですが…
    このブログに出会って救われました、これからもたくさん発信してください!

    • おぽちゃん より:

      初めまして!
      コメントありがとうございます❣️とても嬉しいです!

      こうやってファンの方と出会えて、また共感してくださって、嬉しすぎます!
      私も実際、身近にファンの人はいないので…TT

      高校生だと、確かに同世代のマイケルファンを見つけるのは至難の技ですよね…TT心細いお気持ちわかります!
      でも、好きなものを胸を張って好き!と言えること、そういう人やものに出会えたことは嬉しいことですよね!

      これからも一緒に、マイケル大使していきましょう^^❣️

  3. コロネのパン より:

    いや〜ほとんど共感しました〜でもムーンウォークをやってみてゼログラビティもやりたくなったから特許のページとかを読み漁って実際に靴作ってやってみたんですけど結局体力不足で出来ずに終わりました(笑)

    • おぽちゃん より:

      コメントありがとうございます❣️
      共感してくださって嬉しいです!!
      実際に靴を作ったんですか…!?すごいですね!靴見てみたいです!
      確かに、あの傾きをして戻ってくるには、相当の筋力が必要そうですね…
      軽々やっているように見せるマイケルとダンサーたちすごい!!

      • コロネのパン より:

        今は筋トレとかしていい感じにできるかと思ったんですが(語彙力不足)靴のサイズが合わなくて…
        かかと部分を取り外し出来るようにして他の靴にも交換できるようにしておけばよかったですw

        • おぽちゃん より:

          マイケルのダンス再現のために筋トレ頑張るのすごいです!!
          私もダンス少しやってみようとしましたが、すぐに息が上がって諦めてしまいました。。
          靴のサイズが合わなかったのは痛手ですね…😭
          でも、その熱意に拍手です!👏

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