マイケル・ジャクソンのラブソングは、とても直球でドキドキするものがいっぱいです。
今回は、マイケル・ジャクソン(ジャクソン5)の曲の中から、歌詞が秀逸なラブソングを歌詞の原文と和訳と共にご紹介します!
英語の勉強にもなるね
ぜひ一緒にキュンキュンしちゃいましょう!
- 愛は表現すること / She’s Out of My Life
- 僕が近寄ると、彼女の体温を3度上げる化学反応を起こすんだ / We’ve Got a Good Thing Going
- そのリズムに抗おうとしないで 抗ってもムダだ / Rock With You
- 「君がそこにいること」の代わりなんて何もない / Ain’t Nothing Like The Real Thing
- レストランに行くのはやめにして、ベッドにいよう / Loving You
- 幸せとは、君のことだ / Happy
- 君がそばにいれば 夢なんて見なくていい / Baby Be Mine
- 君は僕が毎日読む本 歌う歌 僕の人生の四季 / Maybe Tomorrow
- 新品の毛皮のコートのような君は 僕をトーストのように熱くする / My Little Baby
- ABC、123、ドレミのように「君と僕」の愛は簡単なんだ
- 心に正直になれば 本物の恋が姿を現す / Darling Dear
- 気持ちを隠さないで 僕が好きならそう言ってよ / E-Ne-Me-Ne-Mi-Ne-Moe
- 君が僕に触れることは 今まで聞いたどんな言葉より意味がある / Touch
- 君は僕の地上の天国 天国にふさわしい住所は他にない / Ooh, I’d Love To Be With You
- 喉が渇いたら お互いでコップを満たそう / In Our Small Way
- 僕らの愛は飛び立つ 天国と青い空と永遠の日の光を手に入れるんだ / Wings Of My Love
- 君は孤独な冬を長く感じさせる 春の約束されたキス / All The Things You Are
- 僕らの歌が、全て韻を踏まなくても構わない / Music And Me
- 来てくれ、緊急事態だ 僕の燃える思いを冷まして / P.Y.T.
- 今夜は暗くならないよ 僕らの愛が輝き 夜を照らすから / The Lady in My Life
- 君の熱を 何マイルも先から感じるよ / The Way You Make Me Feel
- この愛は間違っているはずがない 君無くして生きていけない / I Just Can’t Stop Lovin’ You
- 君といるとなぜか君に降参したくなるんだ / In The Closet
- 君は僕の歩き方から話し方まで 全てを変えてしまった / You Rock My World
- 君と一緒にいると、言葉が出てこない 全てが非現実的 / Speechless
- ロマンチックなアホ それが僕だ / Dreamer
- マイケル・ジャクソン × ラブソング = 最強!
愛は表現すること / She’s Out of My Life
マイケル・ジャクソンの失恋ソングといえば『She‘s Out Of My Life』です。
1979年のアルバム『Off The Wall』に収録されているよ
この曲の録音の際、マイケルが感情移入しすぎて、何テイクしても最後に泣いてしまうので、仕方なく泣き声をそのまま残したというエピソードがあります。
CDでマイケルの「うう…(TT)」っていう声が聴けるよ
自分の優柔不断さのせいで、愛する人を失った悲しみを切々と歌ったこの曲は、マイケルのボーカルと合わさって胸が締め付けられるような切ない気持ちになります。
歌詞を見てみましょう。
So I've Learned That Love's Not Possession 僕は学んだ 愛は所有するものじゃないって And I've Learned That Love Won't Wait 僕は学んだ 愛は待ってくれないんだって Now I've Learned That Love Needs Expression 今はわかる 愛は表現することが必要なんだって But I Learned Too Late でも 学んだのが遅すぎた She's Out Of My Life 彼女はいなくなってしまった She's Out Of My Life 彼女は僕の人生からいなくなってしまった Damned Indecision And Cursed Pride 忌々しい優柔不断さと 馬鹿げたプライドが Kept My Love For Her Locked Deep Inside 彼女への愛を 心の奥底に閉じ込めていたんだ And It Cuts Like A Knife ナイフのように僕を切り裂く She's Out Of My Life 彼女は僕の人生からいなくなってしまった
胸が痛いね
一緒にいたときに素直になれなかったから、後悔が残っちゃったんだね
ライブでもよく歌われた、マイケルもお気に入りの曲となっています。
恋愛において、変なプライドは捨てて、愛を言動で表現することの大切さを学ぶことができる曲です。
僕が近寄ると、彼女の体温を3度上げる化学反応を起こすんだ / We’ve Got a Good Thing Going
この曲はタイトルを直訳すると「僕らはいい感じでやってるぜ」となり、究極の「惚気ソング」です。
マイケルの2ndソロアルバム「Ben」に収録されているよ
幼いマイケルのかわいい声と、かわいい歌詞で、若くて楽しい恋を思い出してキュンキュンします。
歌詞を見てみましょう。
Hey my girl 僕の彼女だけど She did something to my chemistry 僕に化学反応を起こすんだ And when I'm close I'm sure 僕が近くにいると I raise her temperature by 3 degrees 彼女の体温を3度上昇させちゃうらしい Everyday in everyway 毎日 いろんな場面で She makes my motor purr 僕のモーターを回してくれる彼女 And I reciprocate 僕もお返しとして My life I dedicate to lovin her 僕の人生を彼女を愛することに捧げよう So we've got a good thing going そう 僕らはいい感じでやってる A real good thing going yeah 本当にいい感じなんだ That girl and me あの娘と僕 And I don't have to ask 聞いてみる必要もない Cause I know it's この関係は永遠だって Gonna last eternally わかっているから
惚気たくてしょうがないって感じだね
こういうカップルが案外あっさり別れたりするんよね
・・・
マイケルの声がとにかく可愛くて、聞いていてとても幸せな気持ちになれる曲です。
恋する胸キュンの気分を味わいたいときは、聞いてみることをおすすめします!!
そのリズムに抗おうとしないで 抗ってもムダだ / Rock With You
冒頭から口説きモードの「Rock With You」は、「Off The Wall」に収録されているヒット曲です。
ミュージックビデオでは、マイケルがひたすら楽しそうに音楽に乗っている様子が見られます。
クラブでこういう人いそうだよね
ギランギランの衣装が目立っちゃうよ
マイケルの囁くような甘い声を聴くことができるこの曲は、最強にロマンチックでありながら、PVではマイケルの少しワイルドで悪戯っぽい姿も堪能できます。
質の良いイヤホンで聴くとたまりません。
歌詞を見てみましょう。
Girl, close your eyes ガール、目を閉じて Let that rhythm get into you リズムに身を任せなよ Don't try to fight it 抗おうとしないで There ain't nothing that you can do 君にできることはないんだから Relax your mind 心を解放して Lay back and groove with mine リラックスして僕と楽しもう
ちょっとSっぽいのもたまらんね
リラックスしながら、ロマンチックでキュンキュンしたい時にはぜひ聴いてみてください!
「君がそこにいること」の代わりなんて何もない / Ain’t Nothing Like The Real Thing
ジャクソン5の1972年のアルバム「Lookin’ Through the Windows」から、マーヴィン・ゲイとタミー・テリルの1968年のヒット曲のカバーとなっています。
「本物の君」に代わるものは何もない、というロマンチックな曲ですが、14歳のマイケルが大人顔負けの歌唱力と表現力で歌い上げています。
ジャーメインとの掛け合いも聞き所の一つだよね
「II’ll Be There」みたいに、マイケルとジャーメインの声のブレンド感が最高だね
歌詞を見てみましょう。
I got some memories to look back on 君とのいろんな思い出を振り返るんだ And though they help me when you're gone, 君がいないとき、思い返すと少しは元気づけられるけど I'm well aware nothin' can take the place of you being there. よくわかっているんだ 君がそこにいることに代えられるものはないって
同感すぎる〜
「I Want You Back」や「ABC」の頃のピッチピチマイケルから少し落ち着いて、大人になったマイケルのボーカルと、曲の雰囲気がマッチして聴いていてとても心地よいです。
疲れた時などに、癒しとしてぜひ聴いてみてください!
レストランに行くのはやめにして、ベッドにいよう / Loving You
「Loving You」は、マイケルの死後の2010年にリリースされた「Michael」という未発表音源を集めたアルバムに収録されています。
レコーディング自体はスリラーとバッドの間の時期にされたと言われています。
この曲の魅力は、マイケルの「ウキウキ」「ドキドキ」したようなボーカルだと思っています。
歌っている時に、マイケルが笑顔で歌っている様子が目に浮かぶようなボーカルだよね
歌詞もなんかかわいい
優しく語りかけるようなボーカルは、まるでミュージカルの一場面を見ているような気分になります。
歌詞を見てみましょう。
Hello, August moon, where are the stars of the night? やあ、8月のお月さん 星たちはどこに行ったの? You promised me too soon, 'cause it's been cloudy all night 約束したのが早すぎたのかな 今夜はずっと曇りだ And the weatherman said if you're not well, stay in bed 天気予報の人が言ってたよ 具合が悪いなら寝てなさいって 'Cause I've been feeling down and blue and it's cloudy in my head なんか具合悪いし気分も落ち込んでいて 頭の中が曇り空だ Instead of going out to some restaurant, I stay home in bed だからレストランに行くのはやめにして ベッドにいることにしよう But I'll be loving you, that's what I want to do そして君を愛するんだ それが僕のしたいこと
なんだかんだ理由をつけて家にいようとするのがかわいいね
マイケルの優しくて楽しげなボーカルを堪能したければ、この曲一択!
幸せとは、君のことだ / Happy
マイケルにとってお母さん的・憧れ的存在であり、モータウンレコードの大先輩でもあるダイアナ・ロスのミュージカル映画「Lady Sings The Blues (1972)」の挿入歌です。
(ダイアナとの関係については↓の記事に詳しく書いています)
1975年のメキシコシティのライブで
ラブソングとバラードが好きなんだ。僕のお気に入りの曲のひとつです。愛と幸せについての曲です。
と、この曲を紹介しています。
また、1977年のベネズエラでのライブでは、マイケルは
この曲はとても特別な曲です。僕らのお気に入りの曲のひとつです
と言っています。
マイケルにとって思い入れのある曲だったことが伺えるね
子供の頃のマイケルは、バラードが好きだったと言っているよね
この曲は、ミュージカルの曲だということもあり、とてもドラマチックかつロマンチックなメロディと、壮大でありながら個人的な歌詞が魅力です。
歌詞の一部を見てみましょう。
Happy, that's you 幸せとは、君のこと You made my life brand new 君が僕の人生を全く新しいものにしたんだ Lost as a little lamb, was I 子羊のように彷徨っていた僕 'Til you came in 君がやってくるまで
マイケルの繊細なボーカルと、圧倒的な表現力が堪能できる曲です。
君がそばにいれば 夢なんて見なくていい / Baby Be Mine
「スリラー」のアルバムより「Baby Be Mine」です。
マイケルのラブソングは、バラードやスローで甘い感じのものが多い印象だけれど、たまにあるアップテンポでイケイケの口説きソングです。
タイトルから「僕のものになって!」という積極性がいいね
歌詞も「The Way You Make Me Feel」のような、ゴリゴリの口説きソングです。
早速歌詞を見てみましょう。
I don't need no dreams when I'm by your side 君の横にいれば 夢なんて見なくていい Every moment takes me to paradise 一瞬一瞬が 僕を天国に連れて行ってくれる Darlin', let me hold you ダーリン 君を抱かせて Warm you in my arms and melt your fears away 僕の腕で君を温めて 不安を溶かしてあげる Show you all the magic that a perfect love can make 完璧な愛が作る魔法を 見せてあげる I need you night and day 昼も夜も 君が必要だ So baby, be mine だからベイビー 僕のものになって
断る人いるのかな?
聞く必要もないでしょ
マイケルに口説かれている気分になりたい時には、ぜひこの曲を聴いて見てください!
君は僕が毎日読む本 歌う歌 僕の人生の四季 / Maybe Tomorrow
ジャクソン5の「Third Album」から、「Maybe Tomorrow」です。
この曲はジャクソン5の中ではあまり有名ではないですが、個人的にはかなりお気に入りです。
「Goin’ Back To Indiana」のライブバージョンが特に秀逸だよね
なぜなら、幼いマイケルのボーカルがセクシーなのと、静かに始まりドラマチックな展開を迎える曲調と物語のような美しい歌詞と、聞き応えがすごいからです。
早速歌詞を見てみましょう。
My beautiful bird, you have flown away 僕の美しい鳥の君は飛び去ってしまった I held you too tight, I can see 強く抱きしめすぎたかな You're all I need to get by 生きていくのに君だけが必要なんだ No one else could make me cry 誰も君のように The way you do, baby 僕を泣かせることはできない You are the book that I read each day 君は僕が毎日読む本 You are the song that I sing 君は僕が歌う歌 Gonna sing it to you 君に歌ってあげよう You are the four seasons of my life 君は僕の人生の四季 But maybe tomorrow でもきっと明日には You'll change your mind, girl 考え直してくれるよね Maybe tomorrow きっと明日には You'll come back to my arms, girl 僕の腕の中に戻ってきてくれるよね
マイケルにこんなこと言われてみたいぜ
歌詞がとても美しく、マイケルの切々と歌う切ないボーカルも胸に沁みる名曲となっています。
失恋を癒したい時などに聴くと、治癒効果ありそう。
新品の毛皮のコートのような君は 僕をトーストのように熱くする / My Little Baby
ジャクソン5の「Third Album」に収録されている「My Little Baby」です。
マイケルとジャーメインのボーカルで、女の子に向かって「君の内面が好きなんだよ」「外見なんて上っ面の恋はしたくないんだ」という少女漫画的曲だよ
この曲はそこまで有名ではありませんが、私的にはマイケルのボーカルの魅力が爆発している曲だと思います。
というのも、この曲の2:05の部分で、マイケルが「When you touch me」というところが、すでに大人マイケルのグルーヴ感というか、鳥肌立つくらい素晴らしいのです。
歌詞を早速みてみましょう。
All your so-called girl friends who compliment your clothes 君が友達と思ってる女の子たちは 君の服がママのお下がりだって知っていて Know that they're you mama's hand-me-downs 君の服を褒めるふりをしているんだ Oooh, the fashion world's turning so fast ファッションの世界って流行り廃りが早いよね You're still trying to catch the past. 君はまだ過去の流行を追いかけている But in my world of love your style でも僕の世界ではいつだって I know will always last. 君のスタイルが永遠に廃れないんだ That's why you're my little baby だから君は僕のかわいいベイビー I don't care what experts say 専門家の言うことなんて気にしない Our love is tailor-made 僕らの愛はオーダーメイドのようにピッタリだ That's why you're my little baby だから君は僕のかわいいベイビー Like a brand-new ermine coat 新品の毛皮のコートのように You keep me warm as toast, little baby! 君は僕をトーストのように熱くするのさ!
服のテーマでずっと愛を語っているのが可愛くて斬新だね
自分にしかわからない魅力があると語ってくれるマイケルにキュンとしてしまう一曲です。
ABC、123、ドレミのように「君と僕」の愛は簡単なんだ
ジャクソン5の記念すべきデビューアルバムから、「ABC」です。
この曲は究極にかわいいラブソングです。
11歳のマイケルの等身大の歌詞と弾けるような元気が堪能できるよ
この曲こそ、マイケルの才能とその才能を活かす曲との最強のコラボで生まれた歴史の奇跡だね
学校で繰り広げられる幼い恋がかわいい曲です。
歌詞を見てみましょう。
Reading, writing, arithmatic 読解、筆記、四則演算なんかは Are the branches of the learning tree 本当に学ぶべきことの 枝葉の部分 But without the roots of love everyday girl でも愛に関する根っこの部分を知らなければ Your education ain't complete 君の学習は十分とは言えないな Teacher's gonna show you 先生は君に How to get an "A" “A“の取り方や Spell "me", "you", add the two “me”や“you”のスペル、足し算なんかを教えるけど Listen to me baby thats all you got to do ただ 僕の言うことを聞いてほしいんだ Oh, A B C, It's easy as ABCのように簡単で 1 2 3, as simple as 123のようにシンプルで Do re mi, A B C, 1 2 3 ドレミ ABC 123のように Baby you and me girl 君と僕の愛は簡単なんだ
この曲の中盤で、マイケルはクラスメートに愛の告白をします。
そんな寸劇のような要素も入ったとてもかわいい曲です。
学生時代のキュンキュンを思い出し、聴くとすぐにハッピーで元気になれます。
心に正直になれば 本物の恋が姿を現す / Darling Dear
こちらはジャクソン5の「Third Album」から「Darling Dear」です。
「愛について教えてあげるよ」とリトル・マイケルが一丁前のことを言っているかわいい曲です。
ゆったりとした曲調で、幼くてギラギラとした輝きを持ったマイケルの恐ろしいほど艶っぽいボーカルを聴くことができます。
歌詞も大人っぽくて素敵です。
Do be sincere 心に正直になって And true love will appear そうすれば真実の愛が現れるから Don't be shy 恥ずかしがっちゃだめ Or love will pass you by 愛が通り過ぎて行ってしまうよ If you will その気なら My whole heart you may steal 僕の心を盗んでもいいよ If you don't もし盗まないなら The game of love you lose alone この恋のゲームの敗者は君だけだ
なんか上から目線なのがたまらないね
この子自信満々やないかい
子供マイケルが背伸びをして大人っぽい曲を歌っている感じが何ともかわいい曲です。
気持ちを隠さないで 僕が好きならそう言ってよ / E-Ne-Me-Ne-Mi-Ne-Moe
この曲はジャクソン5の「Lookin‘ Through The Windows」に収録されています。
いまだにちゃんと読めない笑
「E-Ne-Me-Ne-Mi-Ne-Moe」と言うのは、英語で「どーれーにーしーよーうーかーな」の掛け声の時に言う言葉らしいです。
曲の冒頭からとても元気で楽しい雰囲気で、こちらもABCのような等身大の楽しいゲームがたくさん出てきます。
マイケルのボーカルがより洗練され、勢いもありながらきちんとコントロールが効いていて、こんなに自在にボーカルを操れたら気持ちいだろうなあ、と客観的になってしまうほど歌のうまさが際立つ曲です。
歌詞を見てみましょう。
So, don't keep your feelings hid だから 気持ちを隠しておかないで If you want me, tell me so 僕が欲しいなら そう言ってよ Can't you see tricks are made for kids 意地悪は子供たちがすることだってわからないの? And these kids have got to go, oh そういう子供はいらないんだ
当時のマイケルも十分子供に見えるけど…
そこは強がらせてあげて
かわいい歌詞と、ちょうど子供と大人の中間地点のような年頃のボーカルが堪能できます。
君が僕に触れることは 今まで聞いたどんな言葉より意味がある / Touch
「Touch」はジャクソン5のアルバム「Skywriter」に収録されています。
「Touch」という曲の名の通り、かなりアダルティな雰囲気の漂うエロい曲です。
マイケルのボーカルも少し声変わりして、セクシーさ全開だよ
聴いているととろけそうだよね
ジャーメインとの交互のボーカルもいいよね
歌詞を見てみましょう。
Oh, just keep doin' what you're doin' 今していることを続けて Fancy words will only ruin it おしゃれな言葉は雰囲気を壊すだけだ Touch (touch me) 触れて(僕に触れて) That very special touch その特別な感覚 If I satisfy you 僕が君を満足させたら How can you satisfy me baby 君は僕をどうやって満足させてくれる? (中略) Your touch mean than words 君が僕に触れるのは Than any language ever heard 僕が今までに聞いたどんな言葉より意味がある
この曲や「Skywriter」のアルバムは、あまりパッとした成功を収めていませんが、個人的にはマイケルのボーカルや表現力が秀逸で、素晴らしい曲がたくさん詰まっている名盤だと思っています。
君は僕の地上の天国 天国にふさわしい住所は他にない / Ooh, I’d Love To Be With You
この曲も、先ほどの「Touch」と同じく「Skywriter」のアルバムに収録されています。
やはりこのアルバムのマイケルのボーカルは秀逸です。
声変わり前後の絶妙な声の高さとかすれ具合がたまらんのよ
マイケルの優しいボーカルにとにかく癒される曲です。
歌詞を見てみましょう。
You're heaven on earth for me 君は僕にとっての地上の天国 Oh, no other address could there be 他にふさわしい住所はあり得ない There's no other place for me 僕にとっての居場所は Than with you (you baby) 君と一緒にいる場所だけ My whole life through 僕の人生を通してずっと
マイケルのとろけるようなボーカルとジャーメインのセクシーな声の共演を堪能してください!
喉が渇いたら お互いでコップを満たそう / In Our Small Way
こちらの曲はマイケルのセカンドアルバム「Ben」に収録されています。
冒頭マイケルのスピーチから始まるこの曲は、隣人愛のような壮大なテーマもあるような「Man In The Mirror」的曲として聞こうと思えば、そのように聞こえます。
歌詞を見てみましょう。
Empty words are not enough 空虚な言葉では足りない Where there's hurt we'll be a crutch 怪我があれば 僕らが杖になろう When there's thirst we'll fill each other's cup 乾きがあれば お互いのコップを満たそう Because we care we love だって僕らは 分け与えられるほど大きな enough to share 思いやりと愛がある
マイケルの語りかけるようなボーカルが胸に沁みるね
2人では世界を合えることはできないけれど、僕らの小さな行動でできることはある、と言うメッセージに勇気がもらえる曲です。
僕らの愛は飛び立つ 天国と青い空と永遠の日の光を手に入れるんだ / Wings Of My Love
マイケルのファーストソロアルバム「Got To Be There」から、「Wings of My Love」です。
この曲地味に私はマイケルの曲の中で一番好きかもしれません。
何十年、いつ何時聴いても飽きないんだよなあ
理由はわからないのですが、とにかく聞いていて心地よくて、マイケルの語りかけるような優しいボーカルが、私にポジティブなエネルギーをチャージしてくれるのです。
マイケルの声のコンディションが最高で、優しい曲調でうるさい楽器も入っていないので、マイケルの美声を思う存分堪能できます。
弦楽器との共演も素晴らしい。
歌詞を見てみましょう。
Like a beach that knows no boundaries with all the trees 木たちがそよぐ 境界のない海岸が As it rushes to the seas darling we'll be just as free 海に向かって流れ込むように 僕らも自由になれる I'll lift your spirits high our love will fly 僕が君の気分をあげてあげる 僕らの愛は飛び立つ We'll have heaven blue skies and forever sunshine 僕らは天国 青空 そして永遠の日の光を手に入れるんだ
マイケルの優しい声が、ただ優しいだけでなくすごく力強いパワーをくれるような、魔法のような曲です。
君は孤独な冬を長く感じさせる 春の約束されたキス / All The Things You Are
マイケルのソロアルバム「Music And Me」に収録されています。
疾走感あふれるイントロが素敵だよね
この曲は元々、「Very Warm for May」というブロードウェイ・ミュージカル用に書かれて、その後は曲だけがソロとして歌い継がれているジャズの名曲だそうです。
ミュージカル自体は大失敗に終わって、二日目の夜は観客が20人しかいなかったらしいよ
この曲自体は、いろんな有名な人(アレサ・フランクリンとか、ジュディ・ガーランドとか)にカバーされている人気曲です。
そして、どのバージョンも結構しっとりと、バラード調のものが多い中、疾走感あるマイケル・バージョンは、カバーとしてはかなり異端で新しい解釈のものだったと感じます。
そして、ミュージカルでは女性が歌うパートだったようなので、歌詞がとても女性的かつ、詩的で情熱的です。
You are the promised kiss of springtime 君は一人きりの冬を長く感じさせる That makes the lonely winter seem long 春の訪れに約束されたキス You are the breathless hush of evening 君は素敵な歌を前に震える That trembles on the brink of a lovely song 夕方の息が詰まるような静けさ
ミュージカルっぽいドラマチックな歌詞だね
声変わりを迎え、少し苦しそうなボーカルが色っぽく、ソウルを感じる曲です。
僕らの歌が、全て韻を踏まなくても構わない / Music And Me
マイケルのソロアルバム「Music And Me」から表題曲「Music And Me」です。
この曲は「音楽と僕」というタイトルからもわかるように、自伝的な歌詞とアコースティックでシンプルな曲調が特徴の曲です。
マイケルが音楽に語りかけるように歌う曲だよ
エモすぎる…
歌詞を見てみましょう。
We've been together for such a long time now 今となっては 僕らは随分長い付き合いになったね Music, music and me 音楽 音楽と僕 Don't care wether all our songs rhyme 僕らの歌の全ての韻が合わなくてもいいさ Now music, music and me 今となっては 音楽と僕 Only know wherever I go これだけはわかる 僕がどこへ行こうと We're as close as two friends can be 僕らは2人の友だちの中で一番親しいんだ There have been others 他にも色んな人に出会ったけど But never two lovers 僕と音楽のような関係の恋はなかった Like music, music and me 音楽と僕
物心ついた頃から家族でバンドを組み、地元のコンテストで賞金稼ぎをし、ついに11歳でメジャーデビューしたマイケル。
この曲を歌っている14歳の時にはすでに10年以上の長い付き合いがあったので、マイケルの思いが伝わってきます。
マイケルは音楽と結婚しているって大人になってから言っているよね
生涯を通してワーカホリックだったマイケルの音楽への愛が読み取れる曲になっています。
来てくれ、緊急事態だ 僕の燃える思いを冷まして / P.Y.T.
「スリラー」に収録されている曲です。
P.Y.T.は、「Pretty Young Thing(=かわいい若い娘)」と言う意味のスラングで、若くて魅力的な女の子のことを言います。
一般的によく使われていた言葉ではないけど、この曲によって有名な言葉になったそうだよ
この曲には他にもTLC(Tender Loving Care)や、Sugar flyなどさまざまなマイケル語が登場する楽しい曲になっています。
「The Way You Make Me Feel」のような軽くて楽しくて、無邪気にワンナイトを狙う曲です。
歌詞を見てみましょう。
Nothing can stop this burning desire to be with you 君といたいという燃えるような欲望を止めることはできない Got to get to you, baby 君を捕まえなくちゃ Won't you come, it's emergency 来てくれ 緊急事態なんだ Cool my fire yearning 君への燃える思いを冷まして Honey, come set me free ハニー ここに来て僕を解放して
必死に口説いてるね
マイケルじゃなかったら少し引くかも
ただただ楽しく踊り出したくなるようなポップな曲です。
今夜は暗くならないよ 僕らの愛が輝き 夜を照らすから / The Lady in My Life
こちらもモンスターアルバム「スリラー」からのラブソングです。
「P.Y.T.」がポップな楽しい口説きソングとすれば、こちらは官能的で情熱的でロマンチックな口説きソングになるでしょう。
この曲のマイケルのボーカルはゾクゾクするほど色っぽいよ
スリラーの中では珍しいバラードだね
歌詞を見てみましょう。
There'll be no darkness tonight 今夜は暗くならないよ Lady our love will shine 僕らの愛が輝き Lighting the night 夜を明るく照らすから Just put your trust in my heart ただ僕の心を信頼して And meet me in paradise 楽園で会おう
モータウンの時代のマイケルを彷彿とさせる甘い歌声のこの曲は、隠れファンの人も多いのではないでしょうか。
ボーカルを聴いているととろけそうだね
とにかくロマンチックな気分に浸りたい時には、スリラー期のギランギランのマイケルの甘ーいラブバラードを聴いてみてください!
君の熱を 何マイルも先から感じるよ / The Way You Make Me Feel
こちらはアルバム「Bad」からのシングル曲「The Way You Make Me Feel」です。
この曲はミュージックビデオを観るとわかるように、マイケルがかわいい女の子をナンパして追いかけ回す曲です笑
このPVに出てくるヒロインのタチアナさんは、マイケルが自分で選んだそうだよ
Dirty DianaのPVでも登場したり、ツアーも同行したり、一時期いい感じだったようだよ
マイケルとタチアナの恋愛関係については、こちらに詳しく書いています↓
ポップで明るい口説きソングです。
歌詞を見てみましょう。
I feel your fever from miles around 何マイルも離れたところから君の熱を感じるよ I'll pick you up in my car and we'll paint the town 僕の車に乗せてあげるから 一緒に街を走り回ろう Just kiss me baby and tell me twice 僕にキスして もう一回言って That you're the one for me 君は僕のものだって
マイケルが始終楽しそうに歌い踊りながら口説いているのをみているだけで楽しく、中毒性のあるPVです。
終盤のブルーな背景の中で行う群舞の部分もすごくかっこいい。
楽しくハッピーな恋愛の気分を思い出したいときには、この曲を聴くのがおすすめです!
この愛は間違っているはずがない 君無くして生きていけない / I Just Can’t Stop Lovin’ You
この曲はアルバム「Bad」からの究極のラブソングです。
デュエット相手はプロデューサーのクインシー・ジョーンズのお抱えの歌手であるサイーダ・ギャレット。
元々はホイットニー・ヒューストンとのデュエットを考えていたけれど、実現できなかったそうだよ
サイーダはMan In The Mirrorの作曲にも関わっているよ
ちなみにこの曲はマイケルが最初に囁き声で喋るところから始まりますが、その録音は実際にマイケルがベッドの中で録音したものが採用されたそうです。
マイケルは曲を作るときはいつも頭に浮かんだ曲をテープに吹き込んでいたから、いつも近くにテープレコーダーを置いていたそうだよ
歌詞を見てみましょう。
[Siedah] You know how I feel 私の気持ちはわかっているわよね This thing can't go wrong この愛が間違っているわけがない I can't live my life without you あなたなしでは生きていけない [Michael] I just can't hold on 耐えられないよ [Siedah] I feel we belong 私たちは一緒になる運命だと感じるの [Michael] My life ain't worth living 君がいなければ If I can't be with you 僕の人生は意味がないんだ
ど直球ラブソングやなあ
マイケルとサイーダの天使のような声と合わさってマジックが起きているね
Badの25周年記念ドキュメンタリーで紹介されていた私の好きなエピソードがあります。
サイーダ:マイケルと「I Just Can’t Stop Loving You」の録音の時、マイクスタンドで、私が「You know how I feel〜♪」って目を閉じて歌っていたら、顔に何かが飛んできたの。確かポップコーンだったわ。マイケルが私の顔に向けて投げて遊んでいるのよ。それで、クインシー(プロデューサー)は「サイーダ、録音中だぞ。集中しろ。スタジオレンタル料は高いんだから、時間を無駄にするな」って。マイケルは大爆笑だったわ。
マイケルお茶目だな
楽しげな雰囲気でリラックスして録音されたであろう究極のラブソングは、いつ聴いても癒され、キュンキュンします!
君といるとなぜか君に降参したくなるんだ / In The Closet
この曲はアルバム「Dangerous」からの曲です。
元々、この曲はマドンナとのコラボを想定して作られました。
「In The Closet」はスラングで「(ゲイであることを)隠しておく」という意味もあり、マドンナはミュージックビデオで2人で「異装」することを提案しますが、マイケルは過激すぎると断ります。
結局意見がまとまらず、コラボレーションの話は流れ、「In The Closet」のミュージックビデオでマイケルはモナコのプリンセス・ステファニーと共演しています。
セクシーで危険な香りのする曲になっています。
歌詞を見てみましょう。
One thing in life you must understand 人生で理解しなければならないこと それは The truth of lust woman to man 女性から男性への欲望の真実 So open the door and you will see だからドアを開ければ わかるだろう There are no secrets 秘密なんて何もない Make your move 行動を起こして Set me free 僕を解放して Aah because なぜなら There's something about you baby 君といるとなぜか僕は That makes me want 君に降参して To give it to you しまいたくなる
感情を我慢したり、装ったりすることができずに「降参!!」ってなるってことだね
マイケルに降参されたい…
PVもとてもシックで洗練されていて、一段とセクシーさが目立つものになっています。
曲調もPVもとにかく「かっこいい&セクシー」が似合う曲となっています。
君は僕の歩き方から話し方まで 全てを変えてしまった / You Rock My World
この曲はアルバム「Invincible」に収録されている曲です。
「You Rock My World」は私個人的にかなり好きな曲です。
ダンサブルな曲調がカッコ良すぎるのと、口説き文句がかっこいい!
PVのダンスもカッコ良すぎる!
歌詞を見てみましょう。
My life will never be the same 僕の人生は、もう今までとは違うものになってしまうだろう 'Cause girl you came and changed だってガール、僕の歩き方から、話し方まで The way I walk, the way I talk 君が変えてしまったよ Now I cannot explain 説明ができないんだ These things I feel for you 君に感じるこの思いが But girl you know it's true でもガール、本物だから So stay with me, fulfill my dreams 僕と一緒にいて、僕の夢を満たして I'll be all you need 僕は君のためならなんでもするさ
ロマンチックすぎやしませんか、マイケルさん!
甘いセリフとマイケルのダンスで靡かない人はいないよね…!?
ノリノリでダンスをしながら、胸キュンもしたい時には「You Rock My World」を聴くしかありません!
君と一緒にいると、言葉が出てこない 全てが非現実的 / Speechless
こちらも「Invincible」に収録されている曲です。
冒頭はマイケルのアカペラで始まり、「ハッ」とさせられます。
優しく包み込むような天使のようなサウンドと声で癒し効果抜群です。
好きすぎると言葉を失うというのは経験があるよね
This Is Itのライブでもこの曲を歌う印象的なシーンがあるよね
一見恋愛の曲にも感じられますが、実はマイケルがネバーランドで遊ぶ子供たちを見ながら書いた曲だという説もあります。
歌詞を見てみましょう。
Your love is magical, that's how I feel 君の愛は魔法のようだ 僕はそう感じる But I have not the words here to explain でもここで説明する言葉が見つからない Gone is the grace for expressions of passion 迸る思いを表現しようとすると 優美さなんてどこかへ行ってしまう But there are worlds and worlds of ways to explain でも君に僕が感じることを To tell you how I feel 表現する方法は山ほどある But I am speechless, speechless でも 言葉で表せない That's how you make me feel 君は僕にそう感じさせる Though I'm with you I am far away and nothing is for real 君と一緒にいるのに、僕は遠くにいるみたい 全てが非現実的だ When I'm with you I am lost for words, I don't know what to say 君といると言葉を失う 何を言ったらいいかわからない My head's spinning like a carousel, so silently I pray 僕の頭はメリーゴーランドのように回転する だから静かに祈るんだ
美しいメロディラインと、マイケルの繊細で優しいボーカルが合わさって、ふわふわとういて天国まで行ってしまいそうな美しい曲です。
ロマンチックなアホ それが僕だ / Dreamer
ジャクソンズのアルバム「The Jacksons」に収録されている曲です。
「僕はずっとDreamer(=夢見るひと)なんだ」というこの曲は、マイケルの優しいボーカルとDreamerというタイトルに合った夢の中のようなふんわりしたサウンドが魅力の曲です。
歌詞を見て見ましょう。
A romantic fool, that's what I am ロマンチックなアホ それが僕だ I think about you, all day long 君のことを 一日中考えてる Though it's impossible, for us to be together 僕らが一緒になるのは 不可能なのに Oh, it's not real これは現実じゃないんだ A love I can't feel 感じることのできない愛
夢の中でしか愛する人と会えないので、目覚めたくない的なやつだね
優しく歌いかけるマイケルのボーカルと曲調が、本当に夢の中にいるような感覚にさせてくれる不思議な曲です。
マイケル・ジャクソン × ラブソング = 最強!
マイケル・ジャクソンのラブソングでキュンキュンしながら、恋愛の楽しさや苦しさなどを味わってきました。
マイケルのラブソングはまだまだあるのですが、こうやってお気に入りの歌詞を集めてみて改めて、マイケルとラブソングの組み合わせは最強だなあ、と感じました。
マイケルの語りかけるような表現力と歌唱力に引き込まれて感受移入しちゃうよね
曲の世界に入り込んで、擬似恋愛できちゃう♡
マイケルのお気に入りラブソングや歌詞を見つけてもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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