ジャクソン5はお好きですか?私は大好きです!!大大大好きです!
マイケル・ジャクソンのファンですが、最初は10代の頃に、同い年くらいのジャクソン5の曲を聴いて、マイケルにハマりました。
ジャクソン5の兄弟たちの息のあったハーモニーもいいよね
幼きマイケルジャクソンの弾けるようなフレッシュな歌声、胸が締め付けられるような悲痛な歌声、天使が歌っているのかと思ってしまうような柔らかな歌声…
ジャクソン5の魅力は今でも全く色褪せることはありません!
むしろ、今聞くと余計にリトル・マイケルの凄さに口があんぐりする…😮
今回はそんなジャクソン5の曲の中でも、バラードに限定して名曲を厳選しました!
(ぶっちゃけ、10曲に絞るのつらかった…)
個人的には、弾けるようなポップソングもいいけど、ジャクソン5のバラードはちょっとレベチで癒されるんだよな…
名曲である理由(聞き所)についても解説していますので、ぜひご覧ください!
- ジャクソン5のバラードの名曲:『I’ll Be There』
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Who’s Loving You』
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Ain’t Nothing Like The Real Thing』
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Never Can Say Goodbye』
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Touch』
- ジャクソン5のバラードの名曲:A Fool For You
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Happy』
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Ben』
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Wings of My Love』
- ジャクソン5のバラードの名曲:『Music and Me』
- ジャクソン5はバラードが真骨頂じゃない?
ジャクソン5のバラードの名曲:『I’ll Be There』
ジャクソン5の名曲と言って外せないのが、この『I’ll Be There』です。
この曲はデビューから4曲目のシングルで、前の3曲の『I Want You Back』『ABC』『The Love You Save』という、ティーンらしいポップで元気な曲から打って変わり、大人でゆったりとした新しいジャクソン5の境地を見せた曲になります。
この曲も全米ナンバーワンヒットとなり、デビューから4曲連続ナンバーワンヒットを飛ばした初めてのアーティストという世界記録をもたらした、記録的な曲でもあります。
マイケルは自伝でこの曲についてこのように述べています。
『I’ll Be There』は僕らにとって、真に躍進するきっかけとなった曲です。この曲が「僕らは一発屋じゃない」ということを証明したからです。この曲は5週間もナンバーワンにとどまり、それは当時とても珍しいことでした。
この曲の魅力はなんと言っても、マイケルとジャーメインのとろけるようなボーカルです。
「え、私に向かって語りかけてるの?」と錯覚するような、とても個人的で親密な雰囲気を感じるマイケルのボーカルが入ってくる冒頭から、曲の世界に迷い込んでしまうこと間違いなしです。
ジャクソン5の曲では、マイケルとお兄さんのジャーメインとで交互にボーカルを取ることが多く、たくさんの曲でジャーメインはマイケルの脇役と化していますが(ごめん)、この曲に関しては2人のボーカルのハーモニーが絶妙で、相乗効果が素晴らしい。
マイケルにとっても大事な曲で、マイケルのソロコンサートでもいつも歌っているよね
初めてムーンウォークを披露したコンサートでも、2人で同じマイクをシェアして歌う姿が見られるよ
ジャクソン5の曲の中でも、外せないバラードの『I’ll Be There』はぜひ聴いてみてください!
ジャクソン5のバラードの名曲:『Who’s Loving You』
ジャクソン5の名曲として外せないのは『Who’s Loving You』です。
この曲は、彼らの所属していたレコード会社であるモータウンレコードの先輩であるスモーキー・ロビンソン・アンド・ザ・ミラクルズの曲のカバーです。
マイケルはモータウンレコードのオーディションの締めでもこの曲を歌っており、もともとお気に入りの曲だったよう。
この曲の聞き所は、何と言ってもマイケルのボーカルの表現力です。
最初の「ウェーーーエーーーーエーーーーン」という一声目から胸がキュッと掴まれ、その後も掴まれたままぐらぐらと揺さぶられ、「マイケル、いつになったら離してくれるのーー?ああー心臓がもたないーーあ゛ーーー」となること間違いなしです。
ジャクソン5が全国に紹介されたテレビ番組『エド・サリバン・ショー』でのパフォーマンスで、小さくてあどけないマイケルから出てくるすんごい声に、観客の心が鷲掴みされたのは想像に難くありません。
後に、ジャクソン5のオーディションをしたモータウンレコードの社長はこのように語っています。
「マイケルは『Who’s Loving You』を、人生を通して、ブルースや心の痛みを抱えて生きてきた男が持っている悲しみや情熱を込めて歌った。スモーキーが歌うと同じくらい、いや、マイケルのほうがよかった。僕はスモーキーに『なあ、あの曲はマイケルのが上手だな!』と言ったんだ。」
この曲は中毒性と治癒力があり、私は定期的にこの曲を聴いて栄養と元気となんだろう…HPを回復しています。
まだ聴いたことない方はラッキー⭐️出会えてよかったね。ぜひ聴いてみてください!
ジャクソン5のバラードの名曲:『Ain’t Nothing Like The Real Thing』
この曲は、マイケルが14歳頃のときに発表したアルバム『Lookin‘ Through The Windows(1972)』に収録されています。
マーヴィン・ゲイとタミー・テリルの1968年のヒット曲のカバーとなっています。
この曲の聞き所は何と言っても、変声期ギリギリの一番色っぽく艶っぽい声が聴けるところ。
高音を出そうとすると、少し苦しそうなのがまたいい❣️
そして、ジャーメインのボーカルもとろけそうでかっこいい。
もう一つの魅力は、何と言っても歌詞が素敵。
「実物(の君)に勝るものはない」というタイトルの通り、遠距離か何かでなかなか会えない恋人の不在を、写真や手紙などで紛らわそうとするけれど、「やっぱり実物の君が一番だーーい、会いたいんだーーーい」という恋人を恋しがる歌詞がキュンとする。
会いたいけど会えない恋人やパートナーがいる人は、共感しまくり太郎なのではないでしょうか。
癒し効果抜群なのでぜひお聴きください!
ジャクソン5のバラードの名曲:『Never Can Say Goodbye』
この曲は1971年のシングルで、邦題は「さよならは言わないで」です。
全米No.2という記録のヒット曲です。
マイケルは自伝で以下のように語っています。
当時の僕のお気に入りの曲は“Never Can Say Goodbye”と”I’ll Be There”と”ABC”だった。
このように、たくさんの曲の中からお気に入りの3曲にランクインしているほど、マイケル自身もお気に入り曲だったようです。
この曲はよくジャクソン5やジャクソンズのライブの最後に演奏され、観客と別れを惜しむ曲となっています。
ゆったりと始まった曲調から、最後に向かって盛り上がるところまで、マイケルのボーカルの自在さと表現力によって、聴き終えた時には一つの物語を聞いたかのような聞き応えのある曲です。
失恋の曲だけど、マイケルが実際に失恋したかのような悲痛な感情が伝わってくるよね
リトルマイケルの表現力が光るこの曲、ぜひ聴いてみてください!
ジャクソン5のバラードの名曲:『Touch』
この曲はジャクソン5の1973年のアルバム『Skywriter』の最後に収録されている曲です。
この曲は何と言ってもエロい!!
タイトルの『touch(触れて)』からお察しかと思いますが、タイトルの期待を裏切らない内容になっており、聴くだけで彼らからの求愛を受けているような気分になれるお得な(?)バラードです。
このアルバムで聴けるマイケルは15歳で、声変わりがまだ完了はしていないものの、どちらかといえばもう「アフター」の声になっています。
『Skywriter』のアルバムは、マイケルの声ギリギリ声変わりし終わった感じをパッキングしていて、なんか総じてエモい
そんな、「かわいい坊や」から「才能ある青年」へと成長を遂げ、「こんなエロい曲まで歌えるようになったとは」と、なんとも感慨深い気持ちにさせられます。(誰なん?)
マイケルだけじゃなく、ジャーメインやサブボーカルのお兄さんたちの吐息やとろけそうな声も聴けるのも魅力。
歩きながらとかではなく、いいヘッドホンで静かな部屋でしっとり味わって聴いてほしい曲です。
なんか照れること間違いなしです笑
ジャクソン5のバラードの名曲:A Fool For You
この曲は1995年の『Soulsation』というアルバムに収録された未発表曲群の一つです。
なぜリリースされなかったの…?!と思うくらい、マイケルのソウルフルなボーカルが素敵で、思わず聞き入ってしまう曲です。
レイ・チャールズのカバー曲であるこの曲には、「かわいい」や「子供なのに…」といった視点を抜きにしても、マイケルが才能溢れる素晴らしいソウルシンガーであったことが刻まれています。
マイケルの才能に脱帽!脱ぽう!
ジャクソン5のバラードの名曲:『Happy』
マイケルにとってお母さん的・憧れ的存在であり、モータウンレコードの大先輩でもあるダイアナ・ロスのミュージカル映画「Lady Sings The Blues (1972)」の挿入歌です。
ダイアナロスとの関係については、こちらの記事にまとめてあります。
この曲の魅力は、なんといってもマイケルの表現力です。
「ミュージカルの役を演じていらっしゃるのですかマイケルさん」と肩を叩きたくなるような、表情をくるくると変えながら訥々と語りかけてくるボーカルは、聴いている者を掴んでどこか遠くへ連れてってくれるような引力を持っています。
説得力というか、歌詞が心に響いてくるボーカルだね
ただの歌というよりも、一つの物語を聴いているような感覚になるこの曲ですが、マイケルの透き通る声の癒し効果も抜群。
ミュージカルが好きというマイケルだけあって、ミュージカルの挿入歌を歌うマイケルは秀逸です。
(ちなみにこの曲は1973年のマイケルのソロアルバム『Music and Me』に収録されている曲で、厳密にいえばジャクソン5ではないのですが、時期も被っているし、兄弟たちもたまにバックコーラスで参加しているしで、モータウンでのソロ活動≒ジャクソン5ということで紹介させていただいています!)
ジャクソン5のバラードの名曲:『Ben』
『Ben』は、同名のタイトルの映画『Ben』の主題歌であり、邦題では「ベンのテーマ」です。
この映画はネズミのベンと少年の友情の物語がテーマとなっており、曲のテーマもマイケルがベンに語りかけるような歌詞になっています。
マイケルは子供の頃から、動物大好き芸人として知られていますが、メジャーデビューを果たしてから最初に飼ったペットがネズミだったこともあり、『Ben』は本人にとってもとても思い入れのある好きな曲だったようです。
マイケルのお兄さんのジャーメインは自著の中で、以下のように述べています。
マイケルはねずみの素早い動きが好きだった。ねずみの爪を肩甲骨に食い込ませて背中にぶらさげ、それから腕や首、頭の上を走らせた。ペットが彼に癒やしを与えていた。1972年に、彼はオスカー賞にノミネートされた映画「ベン」の表題曲を歌った。その映画は、ベンという名前のペットのねずみが親友の、孤独な少年についての物語だった。ネズミが氾濫しているそのジャケットの絵は、偶然にも彼の生活を再現するものとなった。なぜなら、僕らの家は間もなくねずみであふれることとなったからだ。
マイケルはペットのネズミを野生のネズミと交配させて、繁殖させていたらしいよ
それでお母さんがブチ切れて、そのネズミたちはジャーメインのペットの蛇の餌になったみたい
マイケルのネズミに語りかける優しく愛に溢れるボーカルは、シンプルでありながらメロディックなバックミュージックと相まって、心に染み入ってきます。
ジャクソン5のバラードの名曲:『Wings of My Love』
なんだか知らないけど私の心を掴んで離さないのがこの『Wings of My Love』。
マイケルのボーカルを引き立たせるシンプルなバックミュージックに、「さっきマイケルがたまたまいたから、1曲歌わせてみたよ」と言った雰囲気のナチュラルで素朴で優しいマイケルの歌声を聴くことができます。
タイトルの「Wings of my love」は「愛の翼」という意味で、マイケルが「落ち込んだり孤独を感じたりしたら、僕が愛の翼に乗せて君と一緒に高く上に連れてってあげるよ」と言っています。
この曲は私の中で、ずっと長く聴いてもなかなか飽きることのない曲。
毎日食べたい佐野ラーメン的な。くどくなくて、優しくて、懐かしくて、落ち着く。
そんな曲です。
この曲をレコーディングしてくれてありがとう。
ジャクソン5のバラードの名曲:『Music and Me』
最後にふさわしい、バラードの名曲は『Music and Me』です。
タイトル「音楽と僕」というように、音楽に向かってマイケルが語りかけるような内容の曲です。
歌声も天使。
歌詞の最初からエモいので、少し紹介します。
We've been together for such a long time now 僕らは本当に長い間を共にしてきたね Music, music and me 音楽と僕
マイケルはデビューこそ11歳だけど、その前からずっとリハーサルの日々だから、マイケルと音楽は本当に強い絆で結ばれていたんだろうな
これほどまで音楽と長い間を共にしてきた人もいないよね
バラードといえば、恋愛系の曲が多い中で、恋愛以外の曲という点でも、珍しい曲です。
変声期を迎え、高音のところは少し苦しそうに歌うところも、なんだか胸がキュンとなるポイント。
聴いているとなんだかいろんなことを考えさせられるなあ…
音楽を愛し、音楽で人々を楽しませようとしてきたマイケルの、音楽に対する思いを聴くことができる曲です。
他にも、マイケルのエモ・かっこいい歌詞についてはこの記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!↓
ジャクソン5はバラードが真骨頂じゃない?
ジャクソン5のバラードの名曲について解説してきました。
ジャクソン5のバラードの名曲をまとめると以下の通りになります。
やっぱ何が最高って、マイケルのボーカルが圧巻なのよ
マイケルのボーカルの真骨頂って、バラードで発揮されているよね
幼いマイケルの、小さい体に収まりきれない才能が爆発している曲たちを厳選したので、ぜひ、歌声のシャワーを浴びて元気になってください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
大人になったマイケルの素敵なバラードはこちらの記事で紹介しているのでぜひご覧ください!↓
大人マイケルのボーカルも最&高!!
マイケルの子供時代については、こちらの記事をご覧ください!↓
コメント
こんにちは。
私はここ数ヶ月、唐突にマイコーファンになってしまいました。
長い間、その存在は知っていましたが、彼の良さが分かりませんでした。最近、人に勧められて子供時代の声を聴いて、自分でも歌ってみて、大人の曲もいいと思うようになりました。
私は”one day in your life〜♫”も好きなのですが、女声と見紛うばかりで、最初驚きました。ダイアナロスの影響もあったのですね。
勉強になるし、読んでいて、とっても楽しいです。
素敵なブログをありがとうございます⭐️
こんにちは。
マイケル、いいですよね!!
私も最初はジャクソン5のマイケルに心を捕まれ、ズブズブとマイケル沼にハマっていった一人です。
実際にマイケルの歌を歌ってみるというのは素敵ですね!
“One day in your life”、私も好きです!
マイケルのバラードはミュージカルを観ているかのような感情ののった声に、心揺さぶられますよね。
嬉しいコメントをありがとうございます!✨