マイケル・ジャクソンの名曲たちを五七五の川柳風にまとめてみた

マイケル・ジャクソン
記事内に広告が含まれています。

マイケル・ジャクソンはダンスや歌は有名ですが、歌詞の内容はそういえばわからないという人も多いのではないでしょうか。

いぬ
いぬ

川柳みたいにサクッと歌詞の内容がまとまっていたら良いのに……

今回はそんな方々のために(?)、マイケル・ジャクソンの名曲の歌詞の内容を五七五で川柳風にまとめてみました。

「そんなこと言ってはったんやなあ」と、ふむふむしていただくもよし、「ほな、詳しゅう歌詞見てみましょか」と、歌詞を調べていただくもよし。

楽しんでいただければ幸いです。

スポンサーリンク

マイケル・ジャクソンの歌詞を川柳で

では早速、川柳でまとめていきます!

Don’t Stop ‘Til You Get Enough(今夜はドント・ストップ)の歌詞を簡潔に

やばいやばい 胸のトキメキ 暴走中

”Don’t Stop ‘Til You Get Enough”は、とにかくマイケルが「ヤッピー!!」となっている曲です。

MVでも、『スリラー』以降の細かいところまでこだわった完璧なMVとは違い、美意識などはそっちのけで(?)最新の映像技術に喜び、使いまくっている感じがかわいい。

歌詞の内容も、恋が楽しくて楽しくて、心も体もフィーバーしている感じ。

MVの中で歌い踊っているマイケルも、無邪気で楽しそうで、癒されます。

Thriller(スリラー)の歌詞を簡潔に

ふたりきり ゾクゾクするね スリラー・ナイト

スリラーは、アメリカでは「ハロウィンソング」みたいになっていますが、恋のゾクゾクとおばけのゾクゾクを足し合わせた歌です。

なんといっても、13分を超えるハイクオリティかつストーリー仕立てのMVでMV革命を起こし、一世を風靡しました。

キング・オブ・ポップというレジェンドになってしまう直前の、ギラッギラのパワーとパッションいうか、あふれ出るエネルギーと魅力を堪能できるスリラー。

MVで楽しそうに口説きながら踊るマイケルを見ていると、自然と口角が上がってしまいます。

Beat It(ビート・イット)の歌詞を簡潔に

まあまあまあ ケンカはよそう 逃げるが勝ち

「ビート・イット」はいろいろと誤解の多い曲ですが、“beat it”はスラングで”to leave”、”to go away”、”to get out of here”、つまり「放っておく」「逃げる」「立ち去る」といった意味であり、「叩く」だとか「殴れ!」だとかいう意味はまったくありません。

マイケルは、”Just beat it”つまり、「ただ、その場から立ち去れ」と言っています。

喧嘩をふっかけられたとき、対抗して喧嘩を買い、腕っぷしの強さを見せつけるのは本当の強さなどではない。

くだらない喧嘩で命を危険にさらしたり、自分の将来をダメにしてしまうのは残念すぎる。

だから、ただ「逃げる」ことも、強さだよと言っているのです。

今はそんなのあたりまえやないかーいという感じですが、タフで男らしい=本当の男!みたいな昔の価値観に対して、斬新なテーゼたったのではないでしょうか。

小さい頃、近所でギャングの喧嘩がしょっちゅう起こり、同い年くらいの子供たちが命を落とす事件をたくさん目の当たりにしていたマイケルの心の中に、ずっとあったのでしょう。

マイケルの曲たちに一貫してある平和主義が、この曲にも色濃く表れていますね。

Bad(バッド)の歌詞を簡潔に

強がりは かっこ悪いぜ やめとけよ

”Bad”の印象的な決め台詞、「Who’s Bad?(バッドなのは誰だ?)」。

また、マイケルはこの曲の中で「I’m Bad.(俺はバッド)」と連呼しています。

では、Badとはなんぞや、というのがこの曲のテーマです。

Badは本来「悪い」という意味ですが、スラングではよく悪い単語が誉め言葉として使われます。

例えば、sickやdope、insaneやkillerなどは、どれも「最高!」というような誉め言葉になり得ます。

そこで、マイケルは”I’m Bad.(俺はバッド=最高)”と自画自賛をしているのです。

”Bad”の歌詞は、権力やタフがっている人は実はタフではない、世間からソフトだとか女々しいだとか言われるマイケルですが、そんな彼の持つ非暴力的な力こそ、本当に世界を変えるタフな力を持っているんだ、と言っているのだと私は解釈しています。

Smooth Criminal(スムーズ・クリミナル)の歌詞を簡潔に

アニー、大丈夫? 大丈夫、アニー? 大丈夫?

ちょっとふざけました(笑)

というのは冗談で、この曲はとにかく緊迫感あるイントロから、疾走感とエンタメ感と不穏な雰囲気の曲調まで、全てがサビの「アニー、大丈夫?」というストーリーを味わうためにあるような気がするのです。

サビが「アニー、大丈夫?」しか言っていないのって、結構斬新ですよね。

サビのリフレインによって、緊急事態の緊迫した雰囲気が伝わってきて、聴いている人の心臓をドキドキさせてしまいます。

少し血なまぐさくてブラックな曲ではありますが、マイケルのストーリー・テリングの才能を感じる楽しい曲です。

かかってくると、頭をゆらさずにはいられない!!

Black or White(ブラック・オア・ホワイト)の歌詞を簡潔に

肌の色? どうてもいいじゃん 君と僕

この曲はリラクシングな雰囲気の曲で、シンプルな伴奏の中マイケルが語りかけるように「肌の色? 黒でも白でもどっちでもよくね?」と歌っています。

曲全体はのんびりした曲調ですが、途中で入るラップではマイケルの怒りが爆発しており、またあまりに暴力的ということで公開禁止になったMVの最後の「panther dance」と呼ばれるダンスシーンにも、マイケルのどうしようもない怒りが噴出している様子が見て取れます。

このように、この曲は二面性というか、マイケルが持つ穏やかで平和な雰囲気と内に秘めた怒りとが両方見える曲となっています。

Billie Jean(ビリー・ジーン)の歌詞を簡潔に

その子供 僕の子じゃない 絶対に

ビリー・ジーンは、マイケル・ジャクソンの代名詞的な曲だと思っています。

怪しい雰囲気、不穏なストーリー、ビート、ダンス、曲の魅力と振付の魅力、ささやくようでありながらパワーに溢れるボーカル、あのスパンコールの手袋とジャケットなどなど…

マイケルの原点というか、マイケルらしさが詰まった曲です。

これだけ有名な曲でありながら、歌詞は「ビリー・ジーンは恋人ではないし、子どもも僕の子ではない」ということを淡々と説明しているような、なんとも不思議な内容。

マイケルの曲作りの才能が爆発している曲だと思っています。

もう40年以上たっているのに、今聴いても新しいのがすごい!

She’s Out Of My Life(あの娘が消えた)の歌詞を簡潔に

時遅し 彼女を思い 濡らす頬

マイケルの失恋ソングといえば、この曲か”You Are Not Alone”あたりが浮かんできますが、最も悲壮感が漂い、感情が込められた曲のように感じます。

素朴な伴奏の中、ミュージカルの俳優も顔負けの感情のこもったボーカルが輝いています。

最後の部分では、何度レコーディングをしてもマイケルが泣いてしまうのでそのまま残したとのこと。

ライブでもよく歌っていて、マイケルの美しいボーカルを堪能できます。

Heal The World(ヒール・ザ・ワールド)の歌詞を簡潔に

 愛あれば 聞こえる 地球のSOS

「地球を癒そう」という壮大なテーマの曲。

マイケルのさまざまなバラードの中で、この曲は語りかけるようなマイケルの声が本当に優しくて、個人的には「ボーカルに癒されるで賞」を授けたいです。

心のこもった声を聴いていると、声ってこんなに優しい表情をつけられるのか、と溜め息が出てしまいます。

壮大すぎるテーマで、普通ならうすっぺらく聞こえてしまいそうなのに、マイケルの少年のようなピュアなボーカルと人間性によって、まっすぐに心に届く曲です。

Man In The Mirror(マン・イン・ザ・ミラー)の歌詞を簡潔に

少しでも 世界は変わる 自分から

鏡の中の自分を変えれば、少しずつ世界は変わっていくというメッセージソング。

マイケルがライブでもよく歌い、お気に入りの曲です。

静かにささやくように始まりますが、徐々に盛り上がっていき、最後にはゴスペル風のバックボーカルで最高潮に達します。マイケルのアドリブも聞きどころ。

「マン・イン・ザ・ミラー」の大泉洋のモノマネが好きです。

You Rock My World(ユー・ロック・マイ・ワールド)の歌詞を簡潔に

僕の世界 君と出会って 満たされた 

マイケルがついに幸せになった~!と感じる曲。

若くて激しくて楽しい恋愛というより、結婚などを経て本物の愛を見つけたマイケルを感じられる歌詞です。

この曲、個人的には大好きです。

マイケルの気楽なボーカルに、スムーズな音楽。

かっこよすぎる。語彙力を失います。

いつまででも聞いていられる~

マイケルは、歌詞もわかると超楽しい

賛否両論あると思いますが、独断と偏見によりマイケル・ジャクソンの曲のいくつかをピックアップして、五七五の川柳風にまとめてみました。

もっと、こんな川柳のがいい!などあったら、教えてもらえると嬉しいです。

考えるのだけですごい楽しかったなあ。。。

くだらない記事を読んでいただいてありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました